筵(むしろ)は、狭義では稲わらを編んだ敷物です。わら莚は材料となる稲わらが水田で大量にとれるため、農地で最も使われています。なお、イグサ,菅(すげ),竹、菰(こも、薦)といった他の素材を用いた場合も筵と呼ぶのが一般的です。
筵は畳や座布団、布団の原型だったと考えられています。
普遍的な価値を持つ筵
筵は、地域によって呼び方が異なる場合があります。「ござむしろ」(御座筵)もしくは「御座」と省略して呼ぶ場合もあります。御座はイグサを素材として使っている傾向がありますが、明確な区分はありません。
「うすべり」(薄縁)は、畳や床の間(格式を高めた奥まった装飾空間)の上に敷き、保護や緩衝のために使われます。「うわしき」または「うわじき」(上敷き)と「ござ」はほぼ同じものですが、上敷きは薄縁よりも薄手で数枚を縫い合わせてあります。
筵は薄手の形状が畳の表面に使われる畳表に似ています。
筵は畳や床、地面に敷いて様々な用途で使われます。敷いた上に座ったり、寝転んだりして休みます。畳や布団が考案される前の時代には、寝具として広く筵が使われました。
また、人以外にも農作物や道具を置く際の下敷きとして使われました。
筵がいつ生まれたか正確には分かっていません。古代からある筵ですが、外出時の敷物や土木建築の資材など、今日でも様々な場面で活用されています。
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著者:長田拓也 Takuya Nagata. Amazon Profile
Follow @nagatackle小説作家、クリエーター。英国立大学UCAを卒業。卒業論文では、日本のミニマリズムについて論じた。エコロジーやライフスタイル等、社会の発展に寄与するアート・ムーブメント『MINIRISM』(ミニリズム)の創設者。後にナレッジハブ「The Minimalist」(ザ・ミニマリスト)をオープン。
かつてブラジルへサッカー留学し、リオデジャネイロにあるCFZ do Rio(Centro de Futebol Zico Sociedade Esportiva)でトレーニングに打ち込む。日本屈指のフットボールクラブ、浦和レッズ(浦和レッドダイヤモンズ)でサッカーを志し、欧州遠征。若くして引退し、単身イングランドに渡った。スペイン等、欧州各地でジャーナリスト、フットボールコーチ、コンサルタント等、キャリアを積む。ダイバーシティと平等な社会参加の精神を促進する世界初のコンペティティヴな混合フットボール「プロプルシヴ・フットボール」(プロボール)の創設者。
クリエーティヴ系やテクノロジー畑にも通じる。スペース カルチャー & エンターテインメント ハブ『The Space-Timer 0』をローンチ。
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